# 人件費・残業を減らす｜人を減らさずに総額を下げる考え方

> AIで人件費と残業を減らす方法を、対象業務の選び方と効果の試算方法から解説します。人員削減を前提にしない進め方です。

発行: 株式会社ウェステリア(https://westeria.jp) / カテゴリ: 費目別のコスト削減 / 出典: https://westeria.jp/guide/labor-cost-reduction/

中小企業で人件費を下げる現実的な方法は、人を減らすことではなく「増やさずに済む状態」を作ることです。採用が難しい今、この差は大きくなっています。

## 結論

- 削るのは人ではなく、請求につながらない間接作業の時間
- 残業代は、月末や締め日に集中する作業を平準化すると下がる
- 効果は「時間 × 時間単価」で試算し、増員を見送れた分も含めて評価する

## どの時間を削るか

| 時間の種類 | 例 | 削減の可否 |
| --- | --- | --- |
| 転記・入力 | 紙やメールの内容をシステムに入れる | 大きく削れる |
| 集計・報告 | 月次の集計、報告書の作成 | 大きく削れる |
| 探す・確認する | 資料や過去のやりとりを探す | 削れる |
| 調整・連絡 | 日程調整、進捗確認の連絡 | 削れる |
| 判断・交渉 | 価格の決定、顧客との折衝 | 削らない |

## 残業は「山」を崩すと下がる

残業代は総量よりも、特定の時期に作業が集中することで発生します。月末の集計、締め日の請求処理、期末の棚卸しといった山を自動化すると、同じ業務量でも残業だけが減ります。

まず、どの週・どの日に残業が集中しているかを確認してください。その日にやっている作業が、最優先の自動化対象です。

## 効果の評価のしかた

「削減できた時間 × 時間単価 × 12ヶ月」が直接的な効果です。加えて、本来なら採用していたはずの人数分(採用費 + 年収 + 社会保険料)を見送れた場合、それも効果に含めて評価してください。

人手不足の業種では、削減した時間が売上増(受注可能量の増加)に変わることも多く、コスト削減より大きな効果になる場合があります。

## よくある質問

### 人を減らす前提ではないと聞きましたが

はい。中小企業では、採用が難しい状況で「今の人数のまま業務量を増やせる」ほうが実利があります。人員削減を目的にした提案はしていません。

### どの業務から始めるべきですか

毎日または毎週発生し、判断が少なく、複数人がやっている業務です。ここが最も効果が出ます。

## 関連ページ

- https://westeria.jp/guide/business-automation-ai/
- https://westeria.jp/guide/recruiting-cost-reduction/
- https://westeria.jp/guide/training-cost-reduction/
- https://westeria.jp/guide/paperless-cost-reduction/

---

株式会社ウェステリアは、AIネイティブな開発スタイルでソフトウェア開発と業務自動化を行う会社です。初回1時間の無料ヒアリングを受け付けています: https://westeria.jp/#contact
