社内ナレッジのAI化にかかる費用|内訳と、見積もりの取り方
この領域の見積もりは、同じ依頼でも数倍の差が出ます。差の大半は開発の腕ではなく、「何を対象にするか」「文書の整備を誰がやるか」の解釈の違いです。先に前提を揃えて出してもらえば比較できます。
結論から
- 費用は初期構築・つなぎ込み・文書整備・運用・従量課金に分かれる。合計だけで比べない
- 一番ぶれるのは文書の整備。誰がやるかを見積もり前に決める
- 従量課金は、質問件数 × 1件あたりの文章量で先に試算しておく
費用の内訳
| 区分 | 内容 | ぶれる要因 |
|---|---|---|
| 初期構築 | 置き場所の設計、取り込み、回答の仕組み、画面 | 対象業務の数 |
| つなぎ込み | 社内システム・SaaSとの接続、権限の同期 | 接続先の数とAPIの有無 |
| 文書の整備 | 旧版の整理、不足分の書き足し | 元の状態。ここが最大のぶれ |
| 運用 | 更新の運用、答えられない質問の反映、改善 | 対象範囲と利用者数 |
| 従量課金 | AIモデルの利用料 | 質問件数と1件あたりの文章量 |
見積もりを取る前に決めること
- 対象業務を1つに絞る(「全社でいくら」は比較できない)
- 接続したいシステムの一覧を出す(APIの有無まで)
- 文書の整備を自社でやるか、依頼するかを決める
- 想定する利用者数と、1日あたりの質問件数の見込み
- 答えられなかったときに人へ回す運用を誰が持つか
比べ方
合計金額だけを並べても判断できません。上の内訳ごとに金額を出してもらい、「文書の整備が含まれているか」「接続先が増えたときいくらか」「運用が月いくらか」の3点で比べると、差の理由が見えます。
断定的な相場を出せる領域ではありません。対象業務の数、接続先の数、文書の状態の3つが決まれば、こちらでも試算をお出しできます。
よくあるご質問
- 小さく始めるとどのくらいですか
- 1業務・接続先なし・文書の整備は自社、という条件が最も安く済みます。条件を伺えば試算をお出しします。金額の目安だけを先に知りたい場合もお問い合わせください。
- 補助金は使えますか
- 業務システムの開発と同様、対象になる場合があります。可否は年度と要件で変わるため、検討の時期に合わせて確認します。