顧客管理システムの開発|CRMを入れても使われない会社が作るべきもの
CRMが定着しない理由はほぼひとつで、「入力する人の得にならない」からです。入力の手間に対して、入力した本人が受け取る利益が小さいと、どんなに指示しても続きません。
結論から
- 入力する人が、その場で得をする機能を必ずひとつ入れる
- 項目は最初から絞る。使われない項目は現場の抵抗を生むだけ
- 既存のExcelや名刺データを取り込んで、空っぽの状態で始めない
定着させるための設計
- 入力した内容から、見積書や提案書が自動で作られる
- 過去のやりとりが顧客単位で一覧でき、引き継ぎが楽になる
- 名刺をスマホで撮るだけで登録できる
- 報告のための入力を、そのまま日報・週報として使える
最初に持つべき項目だけに絞る
顧客管理は項目を増やしたくなりますが、運用開始時は「会社」「担当者」「案件」「やりとりの履歴」の4つで十分です。分析用の項目は、実際に分析したい問いが出てきてから足してください。
先に項目を作り込むと、入力負担が増えるだけで、結局埋まらない列が並びます。
既存データの取り込み
Excelの顧客リスト、名刺、メールの履歴など、すでにあるデータを初期投入します。使い始めた瞬間に自社の情報が入っている状態にすることが、定着率を大きく左右します。
よくあるご質問
- 名刺管理サービスと連携できますか
- エクスポートできるサービスであれば取り込めます。名刺の撮影・データ化の機能自体を組み込むこともできます。
- 営業が入力してくれるか不安です
- 入力を義務にするのではなく、入力すると自分の作業が減る設計にします。どの機能なら現場が得をするかは、実際に営業の方に伺って決めます。