印刷業のコスト削減|見積・入稿・校正の手間を減らす
印刷業の利益は、刷る工程よりも、見積・入稿・校正のやりとりで削られます。1件あたりの往復回数を減らすことが、そのまま利益率に効きます。
結論から
- 見積は条件から自動計算し、担当者は例外だけを見る形にする
- 入稿データの不備チェックを自動化すると、差し戻しの往復が減る
- 校正のやりとりは、履歴が残る仕組みにすると事故が減る
工程ごとの削減余地
| 工程 | 現状の負担 | 改善 |
|---|---|---|
| 見積 | 都度、担当者が計算 | 条件から自動計算、例外のみ人が判断 |
| 入稿 | 不備の発見が後工程 | 受付時に自動チェックして即時に指摘 |
| 校正 | メールの往復で履歴が散る | 画面上で指示と履歴を一元化 |
| 進行管理 | 電話での確認が多い | 進捗を顧客が自分で確認できる |
入稿チェックの自動化が効く理由
不備が後工程で見つかるほど、損失は大きくなります。受付の時点で自動チェックし、その場で顧客に指摘できれば、差し戻しの往復と再作業がまとめて減ります。
チェック項目は自社の基準に合わせて設定します。過去に事故になった項目から入れていくと、実効性が高くなります。
小ロット化への対応
1件あたりの単価が下がり件数が増える傾向にあるため、事務コストの比率が上がっています。件数が増えても人を増やさずに回せる状態を作ることが、この業界では特に重要になります。
よくあるご質問
- 既存のMISと連携できますか
- データの書き出しができれば連携できます。まず見積と入稿の部分だけを補う形が始めやすいです。
- 顧客のITリテラシーがまちまちです
- 従来のメール入稿を残したまま、自動チェックだけを裏側で動かす形も取れます。