中小企業がシステム開発会社を選ぶときの基準|見積もりで比べてはいけない
相見積もりを取って一番安い会社に頼んだ結果、追加費用で高くついた。この失敗は、見積もりの金額だけを比べたときに起こります。比べるべきは範囲と体制です。
結論から
- 金額ではなく「その金額に何が含まれているか」を揃えてから比べる
- 話した相手が作るのか、別の担当や下請けに渡るのかを必ず確認する
- 納品後の変更を、どういう費用の形で受けてくれるかを契約前に決める
見積もりを比較する前に揃える条件
- テスト費用が含まれているか
- 打ち合わせ・調査の工数が含まれているか
- 納品後の不具合対応は何ヶ月まで無償か
- サーバーなどの運用費用は誰が負担するか
- ソースコードの権利と引き渡しの有無
会社選びで効く質問
| 質問 | 確認できること |
|---|---|
| 今日打ち合わせした方が、実際に作りますか | 伝言ゲームが発生するかどうか |
| 最初に動くものを見せてもらえるのはいつですか | 認識合わせの速さ |
| 途中で仕様が変わったらどうなりますか | 変更に対する契約の考え方 |
| 納品後、誰が面倒を見ますか | 運用体制の有無 |
| ソースコードはもらえますか | 将来ほかに移せるかどうか |
規模の合う会社を選ぶ
大手に小規模な案件を依頼すると、社内の優先度が低くなり、担当も若手が中心になりがちです。逆に、極端に小さい会社は、担当者に何かあったときに止まります。
自社の案件規模に対して、相手にとっても意味のある規模感かどうかを見るのが、実務的な選び方です。
よくあるご質問
- 何社くらいに声をかけるべきですか
- 2〜3社で十分です。数を増やすほど比較の手間が増え、条件を揃えないまま金額だけを見ることになりがちです。
- 予算が決まっていない状態で相談してもよいですか
- 問題ありません。むしろ、やりたいことを伺ってから、その範囲でいくらになるかをご提示するほうが現実的です。